関西ツアー こらむ。

abetakashiGOLD2011-02-10

『Oh 愛しのNatalle』

5日、京都での出来事。
今回の旅の宿は、とにかく安さで選んだ!大阪は3畳1間の1泊1800円の『サンシャイン2(…安易な名前だが、確かにシャインでした。オカピン曰く、サンシャイン1もあるらしく、しかし、2のほうがまだマシらしい)』玄関を開けたら布団。日雇い労働者が寝泊まりする宿らしい。だが、ライヴ後、打ち上げして夜中に帰り、寝るだけの俺には充分な宿だ。
もちろん、それは京都でも同じく。1泊1000円の『A-yado』こちらはバックパッカー逹が泊まるゲストハウスってのだった!寝室は2段ベッドがいくつかあり、共同で。上階にラウンジがあり、みんながくつろぐ場所。値段のわりにめっちゃ綺麗で、スタッフさんらも親切で、とても1000円とは思えないと、ラウンジで会うみんが言っていた。俺もそう思った!さすがは『エエ宿や(…なみさん、宣伝しときましたよ、フフ(笑)』
さてさて、話は本題に入り、そのラウンジで初めて話し掛けてくれたナタリー(この時はまだ名前もわからんかったが)情けないことに、俺は英語がわからず会話にならなかったが、身振り手振りで何だか仲良くなった(…気がした(笑))
そして、そのナタリーに、偶然、八坂神社にて散歩中、再度遭遇!『あ、あの外人さん、俺の宿の人や』と、今回いっしょにツアーをまわっていたオカピン&アヤカーが、興味津々に接近し、何やら会話し始めた!しかも、それなりに会話が弾み、当然、笑顔も弾む! 国際交流に喜びながら、『宿であった俺より仲良くなっとる…』と、またも己の英語力の無さに(ナタリーならず、ナサニーと呼んでください。)にジレンマ。。しかし、俺にはとびきりの笑顔がある、そして、ピースサインがある、大丈夫!と、そうこうしてる間に、その日の夜、出演する予定の四条烏丸はブルーアイズに、なにやらナタリーが観に来てくれることになった!うぉー スゲーぜ、こりゃステージからオンリユーと叫ばんと! そんな想いを馳せ、ナタリーとは別れた。そして、夜になりライヴは始まったが、結局、終わるまでナタリーの姿はなかった。
『…迷ったんかなぁ、、』と、オカピンらと少し残念がっていた。『まぁ、何かの事情があったんしょ』と。
しかし、ライヴが終わり、宿に着くと、ドラマは待っていた!
宿は夜中は施錠してあり、自分で鍵を開けて入ることになっていた。リュックから鍵を取り出し、ガチャガチャやるが、なかなか開かない。んー??と困ってると、…あれ、どうやら、中からも鍵を回してる音が…。何もせず、様子を見てると、ガチャッと鍵が開き、ドアが開いた!すると、そこには、ナタリーがいた!!! これにはさすがに両者共々びっくり『Oh〜〜☆△◎◆ 』 沢山の荷物を持ち、どうやらナタリーは出発の時だったようだ(…夜逃げだったらすいません。)なにやら、ライヴに来れなくてごめんなさい的も、その訳を説明してくれてた事もわかったが、いかんせん、英語はわからん!しかし『大丈夫』『ありがとね』『また会おう』『お元気で』な感じ(…どんな感じだ???)を笑顔と身振りで伝え、握手をした後、ナタリーは宿をあとにした。俺は鍵を閉めると、ベッドに寝転がり、静かな暗がりの中、独り思った。


『…何言っとるか、さっぱりわからんかったなぁ。』



ありがとね、ナタリー(笑


P.S 家に着き、パソコンを開くと、何やら英文のメールが来てまして、よく見ると
『Natalle』と差出人に書いてありました。ライヴに行けなかった訳、お礼、メッセージなどが綴られていて、単語を繋いで何となく意味も解りました!
今回の旅で、ひとつ感じたことは、英語を勉強したいなって。せめて、挨拶や別れ際の素敵なフレーズぐらいは覚えようと!ベイべ ならよく歌うんだけどね〜 。 。。