菜の花、チューリップ、ひまわり 。

明日から宮城・福島慰問ライヴに行って来ます!

今までニュースや新聞やラジオでしか見たことのない現地、電波では放送されない写せない現地、手放しでツアーを楽しみだとは言えないけど、やっぱり楽しもう。
その楽しさが、聴いたり観てくれてる皆さんに伝わればいいなって想ってます。

さらに、いっしょに慰問するメンバーは、日本の音楽史に残るような名のある方々ばかり。
前日になって改めて考える、なぜ自分がそこに入ってるのか不思議で仕方がない…。

しかし、俺には俺にしかできんことがあると信じてます。
キラミサも小唄君もいっしょだし、東北行くにあたりエールや願いをくれた仲間達もいるし、大丈夫。
だいじょーぶっ!


初めて福島で歌うこともあり、母ちゃん来るかなって思ったら『被災者の中に一般人が入るとヒンシュクをかうかもしれないからねぇ…』と言ってた。
そんなことないだろー!? って思ったけど、冗談じゃなく、それぐらい、皆さんほんとに大変な暮らしをしてるのかもしれないなって現実の厳しさを感じました。

母ちゃんはまだ俺の歌う姿を見たことがないです。

いつも車のカーステ(未だカセット)からは、さだまさしと、小さい頃に母ちゃんの伴奏に合わせて歌った俺のチューリップが流れて来ます。
かなり下手ですが、テープがのびきるほどに愛されてます。
歳を重ね、大人になり、例え歌も上手くなってたところで、母ちゃんからしたら、息子はいつまでもチューリップなんだと想います。

今も同じさ
ヘタクソだけど、あなたの息子は愛されてますよ
だから、大丈夫 (笑


今回、東北に行くにあたり、急ピッチで音源を作りました。
何かを残し、伝えたかったからです。

菜の花畑を背景に種を手渡すジャケットは、歌を録る前からイメージがあり、これにしたいって決めてました。
種は、聴く人達各々の想いや希望や、愛であって欲しいという祈りも含め光っています。
すぐに咲かずとも、種を撒けたらなって想いを込めて。

現地の方々からしたら、歯が浮くような言葉かもしれないけど、東北に本当の意味での『夜明け』や『雨あがり』が来るといいと祈ってます。
歌詞じゃなけりゃ、恥ずかしい言葉だけど、絶望するよりは恥ずかしいほうを選びます。

一生懸命頑張ります。

音源は無料で50枚配布しますので、良かったら声を掛けて下さい。CDには種が1粒貼り付けてあります、季節上、菜の花ではなく、ヒマワリです(笑

次回また行く時には咲いてるといいなって祈りを込めて。